岸田政権の重点施策であるGXが具体化しつつあります。23日召集の通常国会に提出されるとのこと。

GX推進法案、5本柱 移行債や炭素課金導入 概要判明:朝日新聞デジタル (asahi.com)より抜粋

『(1)GX推進戦略の策定・実行:政府がGXを推進するための戦略を策定

(2)GX経済移行債の発行:23年度から10年間、GXの投資を支援するための新たな国債「GX経済移行債」を発行

(3)成長志向型カーボンプライシング(炭素課金)の導入:28年度から化石燃料の輸入業者などに負担を求める「賦課金」、33年度から二酸化炭素の排出枠を電力会社などが有償で買い取る「排出量取引」を導入

(4)GX推進機構の設立:炭素課金の徴収業務や排出量取引の運営を担う

(5)進捗(しんちょく)の評価と見直し:賦課金や排出量取引の詳細な制度設計について、GX推進法施行後2年以内に必要な法制上の措置をする』

個人的には(3)のカーボンプライシングが気になってます。賦課金を払うであろう会社は将来の投資判断にカーボンプライシングを留意する必要ありますね。