国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は2024年6月までに気候変動の次に開発すべき候補を絞りこむ予定です。最右翼は生物多様性とのこと。

サステナ基準、絞り込み – 日本経済新聞 (nikkei.com)

SSBは23年6月、サステナ情報全般の開示と気候変動に特化した開示のための基準を公表した。ブラジルなど各国で採用表明が相次ぎ、日本もISSB基準をベースとする国内基準を開発中だ。ISSBは気候変動の次にどのプロジェクトを優先するか、24年前半に最終決定する予定だ。次に取り組む基準開発の候補としては「生物多様性」「人的資本」「人権」の3つを示している。ISSBがどれを優先して進めるべきか意見を募ったところ世界の企業や投資家など400超がコメントを寄せた。内訳は欧州が44%、北米が29%、アジア太平洋が20%だった。複数テーマで検討を同時に進めた方がよいとの意見が多い。1つのテーマに絞るべきと考える関係者では生物多様性を推す声が多かった。