金融庁の企業開示行政に関する最新の動向についてまとめた記事になります。大きな視点でまとめているため、企業開示を俯瞰する意味で参考になりました。下記が目次になります。
新春特別寄稿 ディスクロージャー・企業会計をめぐる最近の動向|3636号|2024年01月08日|経営財務DB (zeiken.co.jp)
一.はじめに
二.コーポレートガバナンス改革の実質化
1.コーポレートガバナンス改革の実質化に向けたアクション・プログラム
2.公開買付制度・大量保有報告制度等ワーキング・グループ
三.サステナビリティ開示の充実と保証への対応
1.サステナビリティ開示の記載欄の新設およびサステナビリティ開示の好事例集
2.サステナビリティ開示・保証をめぐる国際的な動向
3.EDINETでの対応
四.四半期開示の一本化
1.金商法・政府令 、東証上場規則の改正
2.会計基準の改正
3.四半期レビュー基準・実務指針の改訂
4.EDINETでの対応
五.企業情報の開示の充実に関する取組み
六.スタートアップのための資金供給の強化
1.承認前届出書、少額募集、役員報酬等
2.Web3.0企業の会計監査の機会確保に関する取組み
3.VCファンドの公正価値評価促進に関する取組み
七.会計監査の信頼性確保に向けた取組み
八.会計基準の高品質化
九.EDINET(API)
十.おわりに
“三.サステナビリティ開示の充実と保証への対応”に関係した記事も紹介します。SSBJ事務局は、基準の構成をユニバーサル基準、テーマ別基準、産業別基準、実務対応基準の4つに分けることを提案しました。ユニバーサル基準の文案について検討を開始してます。