東京証券取引所は上場基準に満たなくても暫定的に上場を容認している経過措置を実質4年で終わらせる案を発表しました。経過措置適用会社はプライム/スタンダード/グロースでそれぞれ1-2割を占めています。経過措置までに基準を満たせなければ監理銘柄・整理銘柄に指定されて上場廃止になるとのこと。東証は併せてPBR1倍割れ企業に対して企業価値を高める取り組みや進捗状況を開示するよう要請する方針です。

東証「猶予組」26年3月まで: 日本経済新聞 (nikkei.com)

投資家から日本の投資市場にお金を集めるための動きがついに本格化してきました。プライム上場会社数を絞り込んだりPBR1倍割れ企業へのテコ入れをしているのはそのあらわれと思います。

市場区分の見直しに関するフォローアップ会議 | 日本取引所グループ (jpx.co.jp)