トヨタのトップが大幅に若返ります。豊田氏は14年近くトヨタを率いてきました。後任の佐藤氏はエンジニアのバックグラウンドがあります。100年1度の大変革期を乗り越えるため、新しい世代をトップに据えて豊田氏曰く”古い人間である自分は一歩引く”とのこと。豊田社長を長らく補佐した内山田会長が高齢を理由に退任を申し出たこともトップ交代のきっかけになったとのこと。
拡大主義の反省、開発を強化 試練続きの14年 創業家出身、豊田章男社長の歩み:朝日新聞デジタル (asahi.com)
豊田社長在任中の業績推移は以下の通り。リーマンショック、コロナ、そしてEVシフトと大変な時期での経営の舵取りをされていました。社長交代会見はユーチューブの自社チャンネルで行われたとのこと。日本のトップカンパニーが新しいことを積極的に取り込む姿勢は好感持てました。
個人的に豊田氏で印象に残ってるのが2010年の社員集会で涙ながらに公聴会の報告をされたことです。37万人の従業員の方々の先頭にたってトヨタを牽引されたのは私にはうかがい知れない大変な重圧だったかと思います。
今年に入って、セコム飯田氏死去、信越化学金川氏死去、そして豊田氏の社長退任と、一つの時代が終わりつつあるのを感じぜすにはいられません。