新型コロナウイルス禍で積みあがった日本の家計のコロナ貯蓄がついに国内総生産の10%を超える水準に達しました。一方で米国はコロナ直地が取り崩され消費に勢いがついてきました。

「コロナ貯蓄」使わぬ日本 GDP比10%超、将来不安映す: 日本経済新聞 (nikkei.com)

このような状況の中で識者の考え方は二極化しています。

考え方1:行動制限下で積みあがった貯蓄で先送り需要の顕在化がすすむ。

考え方2:将来の生活不安が根強い日本では、賃金が上がらない限り将来の不測の事態に備えてコロナ貯蓄はそのままキープされる。

米国に比べて日本は将来の生活不安が高い社会環境ということなのでしょうか…?なぜこのような違いが出るのか理解を深めたいと感じました。私見ですが、社会保障政策等の仕組みを変えることで、将来の不安を解消しない限り、日本のコロナ貯蓄は消費に回らないと考えています。