日立製作所はミーティングの内容をテーマ毎に分類して箇条書きの議事録を作成するAIを開発しました。英語版を開発したところ要約の妥当性が国際学会のコンペにて最も高い評価を得たことから近く事業化を検討しているとのこと。

AIにより、人間がやっている既存業務は大きく変わろうとしています。今話題のChat GPTが進化したら議事録作成者だけでなく参加者の一部もAIになるのではないか?という時代の流れを感じています。

日立が議事録AI: 日本経済新聞 (nikkei.com)

「日立が開発したAIは会議内容を書き起こしたテキストデータを分析しやすい長さに分割し要約する。要約から(1)重要な観点を表現している文、(2)事実を伝える客観的な文、(3)話者の主張などの主観的な文を見つけ出す。これらの文章の因果関係などを分析し、整理して箇条書きにする。要約する段階で「私」「僕」といった一人称の呼称を「山田」「田中」など発話者の名前に変換する。言い直しや「えー」「あのー」といった不要な言葉を取り除くことで、議事録が冗長な言い回しになるのを防ぐ。」