バレンタインチョコの平均価格は1粒365円→390円と25円上昇しました、7%UPです。原材料価格は10-20%上昇ですので、製品への価格転嫁は十分に進んでいないことがバレンタインチョコでも見て取れます。

2023年シーズン「バレンタインチョコレート」価格調査| 株式会社 帝国データバンク[TDB]

「飲食店情報サイト大手のぐるなび(東京・千代田区)が全国1000名の女性に対して行った「バレンタイン」調査では、購入金額について8割が「変わらない」と答えるなど、現状では購買力に大幅な低下はみられない。本命や義理チョコ以外に、家族や友人、自分へのご褒美など多様化しており、高級ブランドチョコでも売り上げは比較的堅調との声もきかれる。ただ、値ごろ感を維持するため個数を減らすケースや、チョコの成形をハートや丸形から方形に改めることでコスト削減に努めるなど、物価高や円安の影響は「7%の値上げ」以上に水面下で広がっている。」

先月、企業のインフレ影響を100とすると価格に転嫁できるのは40という投稿を掲載しました。同じトレンドを感じます。

価格転嫁率は40%、残り60%は自社経費の削減で対応 – 帝国データバンク – CFOニュースPlus (cfonewsplus.com)