金融庁が「記述情報の開示の好事例集2022」の公表(サステナビリティ情報等に関する開示) (fsa.go.jp)をリリースしました。2023年3月期有価証券報告書での開示を意識した作りになっており、開示出来上がりのイメージを持つにあたり有用な情報です。

ただ事例になっているのはいずれも国内で突き抜けた開示を行っている会社なので、くれぐれもそのままやろうと気負わず、社内でしっかり議論したうえで地に足の着いた開示を行うことが必要と考えています。パブリックコメントでも、「こんなタイミングでサステナビリティ情報を開示せよ、と言われても時間がない」…というようなコメントがありました。2/1の投稿でパブリックコメントに関する感想を後日お伝えすることを約束しましたが、一通り目を通した限り(100ページ近くありかなりしんどかったです…)では、「あるべき開示はわかるけど実務は全く追いついてない。左記踏まえて2023年3月期開示はどの程度の塩梅で開示すればよいの?」という質問が大半でした。