本日の日本経済新聞1面を飾ってました、すみっこですが…。

企業の温暖化ガス排出開示 国際ルール、来年適用 – 日本経済新聞 (nikkei.com)

ESG(環境・社会・企業統治)分野における企業の開示ルール策定を担う国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は16日、新たな気候変動の情報開示基準を2024年から適用すると決めた。各国で基準採用が進めば温暖化ガス排出量などの開示が広がり、投資家は企業の脱炭素の取り組みを比較しやすくなる。日本ではISSBの基準をベースに国内基準を24年度中につくる。

スコープ3も開示求められます。

ISSBの基準の特徴は定量情報を充実させた点にある。企業に温暖化ガスの排出量や、温暖化ガスを金額換算する「内部炭素価格」などの開示を求める。排出量は取引先の分まで開示対象だ。

日本は別で国内基準を作ります。国益に絡む話なので考え方は正しいと思いますが、日本版IFRSのようにどの企業からも使われない基準にならないことを願うばかりです…。

基準採用は各国の判断にゆだねられ、英国やシンガポールなどは採用方針を示した。日本は丸のみせず基準を参照した国内基準を開発する。策定を担うサステナビリティ基準委員会(SSBJ)は24年3月末までに公開草案をまとめ、25年3月末までに決定する方針だ。