2024年3月期上場企業のROEが9.7%になる見通し、という記事です。主要因は純利益の拡大です。
上場企業の資本効率改善 – 日本経済新聞 (nikkei.com)
24年3月期のROEは金融危機後の過去最高である18年3月期(10.3%)に次ぐ水準だ。14年の経済産業省の提言「伊藤レポート」で望ましいとされた8%を3年連続で上回る。今期に8%以上となるのは約510社と全体の5割強に上る。ROEが上昇する主因は純利益の拡大だ。24年3月期の純利益は約37兆円と3年連続で最高益となる見通しだ。トヨタ自動車のROE(自己資本は直近四半期ベース)は14%程度と約5ポイント上昇する見通しだ。北米の販売好調で最高益を見込む。サンリオは訪日客効果で物販やテーマパークの客単価が上昇する。ROEは24%程度と前期の16%から改善する見通しだ。ただ全体のROEは過去最高に届かず、なお米国企業(直近年度で約20%)を下回る。利益の伸びよりも自己資本の増加幅が大きいためだ。
一方で日経平均は残念ながら4万円をきってしまいました。
日経平均、続落で始まる 米株安が重荷 – 日本経済新聞 (nikkei.com)