日経新聞に掲載されてから話題に上ることが多い我が国のサステナビリティ基準。具体的な方針が実質決まるであろうワーキング・グループでの議論が注目されています。主要なポイントのみ抜粋します。
金融庁 時価総額3兆円以上の企業からSSBJ基準を義務化へ、最短27年3月期|3648号|2024年04月01日|経営財務DB (zeiken.co.jp)
◎2027年3月期からの開示を求める声が大きい。仮に2028年3月期までで時価総額1兆円企業が開示されたとしても合計173社(時価総額では73%ですが…)。国際的に日本はサステナビリティ開示していると発信するには弱いのでは?
◎時価総額以外の基準も必要では?
◎最終的に全プライム上場企業に適用させることは多くの委員が肯定的。
◎開示と同時に保証をするか、開示の1年後に保証をするか、は意見が分かれた。
◎経過措置については多くの要望あり、Scope3、財務非財務同時報告の免除、有報提出時期の延長。
◎セーフハーバー(有報で虚偽表示あったとしても罰則を緩めにする)導入必要では?