日本の労働者が一つの会社に長く留まる傾向あり→自らのスキルアップに消極的→労働生産性が他国より低い、という仮説を示したグラフがありましたので紹介します。

「就業者1人あたりの労働生産性は2016年から21年にかけて2%増にとどまり、1人あたり国民所得は21年に4万3840ドルと米国やドイツを3~4割下回る。賃金は年功的な要素が強く残り、30年以上勤務した人の賃金は1~5年の人の1.7倍と主要国で最も格差が大きい。このため、労働者は転職をせずに同じ会社に長くとどまる傾向があり、自らのスキルアップに消極的な社員の比率はアジア各国でも突出する。」