本日で英国がEU離脱から3年になります。英調査会社ユーガブの調査結果によると「離脱は間違いだった」と判断する割合が54でした。インフレ伸び率が前年比10%を超える、移民が自由に働けなくなったことから労働力不足になる、通関手続が複雑になり貿易の伸びはG7で最低になる、などが背景になあります。
EU離脱 英世論過半が「誤り」: 日本経済新聞 (nikkei.com)
「もっとも英政界はEUへの再加盟に後ろ向きだ。EU離脱は数年間にわたり、英政界を大混乱に陥れた。与野党とも抜本的な修正を打ち出し、再び混乱を招くのは避けたいのが本音だ。与党・保守党を率いるスナク首相は「離脱はすでに国に多大な利益と機会をもたらしている」と主張する。」
シーパワー国家:英国、アメリカ、日本
ランドパワー国家:中国、ロシア、ドイツ
ちなみにアメリカは巨大な島というカテゴリーになりシーパワー国家のカテゴリーだそうです。近代を振り返るとシーパワーとランドパワーは定期的に争いを繰り返しており、19世紀は英国vsロシア、今はアメリカvs中国です。
参考までに地政学を学ぶにはこの本が面白いと思います。世界史と地政学を同時に学べる一冊です。今度書評を投稿させていただきます。