戦後初の学者出身の日銀総裁だそうです。元東大教授、現在共立女子大学の教授をされています。
植田氏は10日夜、朝日新聞などの取材に対し「現時点で人事は申し上げられない」としたうえで、「金融政策は景気と物価の現状と見通しに基づいて決めなくてはいけない。そういう考え方からすると、現在の金融政策は適切で当面、緩和は続ける必要があると思っている」と述べた。金融政策の正常化については「色々難しい問題があるのは、百も承知している」とした。政府は、緩和への一定の理解やバランス感覚を評価したとみられる。
2000年のゼロ金利解除に反対票を投じたことでも知られてます。黒田総裁の異次元緩和をどう収束させていくかが論点だと思いますが、緩和に寛容な方のように見えますので荒っぽい方針転換はされないのでしょうね。
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