喫煙するかしないかは、もはや本人だけの問題ではない、という記事です。喫煙者は企業にどれだけ損失を与えるかという切り口が興味深いです。

喫煙後45分は「職場出禁」の有名企業も、たばこ臭さが会社に与える大損失 | 情報戦の裏側 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

そこに加えて今、注目を集めているのが「長すぎるたばこ休憩」だ。先日、宮崎県高原町では、勤務時間中に16回にわたって外出して「一服」していたとして40代の男性職員を懲戒処分にした。毎回15分くらい費やしていたということから、4時間近くサボっていたのだ。

また、総合求人サイト「イーアイデム」を運営するアイデムが全国の男女331人を対象に昨年9月に調査をしたところ、求人に掲載されている就業場所が「敷地内全面禁煙」だと8割超が「応募する」と回答した。一方、「喫煙可」にすると「応募する」と回答した人が半数以下に留まったという。さらに、非喫煙者の場合、3割程度しかいなかった。つまり、「働きたいけれどたばこ臭い職場だけは嫌だ」という人がかなりいるということだ。

非喫煙者の健康を守るべく喫煙後45分間は職場出禁を強く推奨する企業もあります。これではたばこ休憩がますます長くなり喫煙者はオフィスでの居場所がなくなります…。

例えば、野村ホールディングスは21年10月から、就業時間中は全面禁煙を実施しているが、そこで受動喫煙対策として、昼休みなどに喫煙した場合、喫煙後45分間はオフィスに戻らないことを強く推奨をしている。イオングループでも、出勤前や昼休憩後、職場に入る45分前の喫煙をしないように求めている。

昔喫煙者だったので、少々さみしい気持ちもありますが、致し方ない流れですね。喫煙者が非喫煙者の健康を損なうことはあってはならないので。