奇しくも金融庁及び日本証券アナリスト協会からほぼ同時にKAM好事例が公表されました。

金融庁リリース好事例:監査人目線

日本証券アナリスト協会リリース好事例:投資家目線

気になったこと一つ目(金融庁P16):KAMの類似性がB法人/C法人で高いと指摘されてます。どこの法人なのか脅威わきました。品質への締め付きがきつい大手監査法人ではないかと推測してます。

気になったこと2つ目(金融庁P47):KAMのボイラープレート(毎年同じ文言繰り越すこと)化を防ごうとする強い意志を感じます。それにしても下記画面は私が業務執行社員だったらかなり恥ずかしいです…。金融庁から該当する監査法人にはそっと通知されたのでしょうか?

気になったこと3つ目:金融庁及び日本証券アナリスト協会で開示してる好事例を監査法人別にランキングしました。EY:17社、KPMG:11社、PwC:6社、中小:6社、DTT:3社。EYとDTTとでここまで差がつくのは品質管理体制に何か違いがあるのではないかと勘繰ってしまいます。DTTの品質管理の締め付けが厳しくて攻めた文言のKAMを出しにくいとか…。