重点テーマ審査はやはりサステナビリティ開示になります(これだけ!)。どう金融庁が審査するか注目してます。特に統合報告書やCSR報告書出していないスタンダード/グロース市場上場会社の開示は限定的なものにならざるを得ないと思います。このような会社に対してしてどのような指導が入るかで、今後2026年3月期(新しいサステナ基準の早期適用タイミング)に向けて、国が上場会社に対してサステナビリティ情報開示をどのように進めていきたいのか手がかりがつかめると思っています。個人的にはプライムとスタンダード/グロースとで求められる開示水準にメリハリをつけるのではないかとにらんでいます。
(2)重点テーマ審査
今回(令和5年3月期以降)の重点テーマは、以下のとおりです。審査対象となる会社には、所管の財務局等から別途ご連絡いたします。
〔重点テーマ〕
・サステナビリティに関する企業の取組みの開示*3
*3:令和5年1月に施行された企業内容等の開示に関する内閣府令等の一部を改正する内閣府令の適用にともない、有価証券報告書において開示される「サステナビリティに関する考え方及び取組」に関する記載内容について自主的な改善に資するよう審査します。
当面はサステナ開示拡大しますので、令和6年以降もサステナ開示が重点テーマに残るのではないかと感じました。