少々古い記事になりますが、日本公認会計士協会より非財務情報の保証に関する国際的な潮流がまとまった記事ありました。この手の情報は非常に限られていますので、皆様にご紹介します。
journal_EER_202204.pdf (jicpa.or.jp)
1.サステナビリティ情報の保証に関するガイダンスとしてISAE3000がある。EER(拡張された外部情報/Extended External Reporting)を保証対象とする。
2.ガイダンスの全体像は以下の通り。財務情報の保証と酷似しています。
3.IASE3000に準拠した保証業務の実施は、業務実施者がISQCまたはそれと同等と品質管理に関する要求事項を適用している事務所に所属していることを前提としている。(厳しいルールですね…)。
4.EER情報を部分的に保証することは適切ではない。
5.主題ごとに異なる複数のKPIが保証対象の場合はKPIごとに虚偽表示を集計して重要性を評価する。