2022年12月期決算の花王とリンクアンドモチベーションがサステナビリティ記載の先陣を切りました。
12月期有報、サステナビリティ記載欄の早期適用事例|3601号|2023年04月17日|経営財務DB (zeiken.co.jp)
花王は、同記載欄で①ESG戦略(事例1)、②気候変動への対応、③人的資本、の3項目を記載していた。また、リンクアンドモチベーションは「人的資本を最重要視し、人的資本及びその他の資本の最大を図ること」を「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」の「経営の基本方針」に記載しており、サステナビリティ記載欄においても「人的資本」について記載している(事例2)。
花王はP16-28をサステナ開示に割いてます。もともと非財務情報開示充実しているだけに有報開示も結構充実してます。サステナ全体/気候変動/人的資本という三つの切り口をTCFD4本柱(ガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標)で説明してます。
securities-fy2022-all-01.pdf (kao.com)
リンクアンドモチベーションは人材コンサルで人的資本系サービス提供してるので、サステナ開示も力はいってますね。P17-27が該当箇所ですが大半を人的資本に絞って開示してます。