日立製作所の統合報告書のページ数が半減(53ページ!)しました、どのような内容なのか読後所感です。

「情報開示の優等生」日立が進めた大胆な断捨離- 東洋経済 – CFOニュースPlus (cfonewsplus.com)

日立 統合報告書 2023(2023年3月期) (hitachi.co.jp)

半減した秘訣はレポート毎の役割を明確にした点です。このパターンは他社でも拝見しますが、日立の優れている点は各レポートの役割分担を統合報告書で図示した点だと思います。

価値創造のプロセスに独自性が見られます。例えば”価値の源泉”に●●資本というワードがなく、読者へのわかりやすさを重視してワードチョイスしていることがうかがえます。

マテリアリティです。

Lumda推しです。過去の日立の経験をデータ化して社会課題解決に貢献する事業、みたいなイメージ持ちました。

Lumada(ルマーダ):日立 (hitachi.co.jp)

最後に目次です。マテリアリティの次に中計を掲載するところにこだわりを感じます。まずはコーポレートの取り組みを説明して、書くセクター毎の説明は末尾です。セクターの記載は他社比較ですが、特に絞られている印象です。