①米IT大手が大量のIT人材解雇→②解雇された人材はITベンチャーが吸収→③結局世の中のDX化は止まらない→④様々な業務がDX化された結果日本人は大リストラされる、という記事。①→②のくだりはいらないのでは…、という気もしましたが、DX化の波が止まらないのは事実だと思います。DX化の典型例としてChat GPTが紹介されてました。

米IT大手の大量解雇が「日本人の大リストラ」につながる怖い話 | 今週もナナメに考えた 鈴木貴博 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)

実はアメリカのIT大手でリストラされる人たちは、大組織の中でこういったDX用のプロダクトを作り上げてきたエンジニアたちです。プロジェクトが完成すると人員としては不要になり、会社を去っていく。それが冒頭でお話しした社会現象です。彼らのおかげで、これまでもこれからもどんどんDXに使えるプロダクトが数多く公開され、わたしたちの仕事は次々と生産性が上がっていきます。そうなるとこの先、実はわたしたちの職場では、今いる従業員の人数分のホワイトカラーの仕事の半分くらいは必要なくなるのかもしれません。名もなき仕事はこれからも次々と消滅していきます。どの会社も生産性が上がり、どの会社でも、今いるだけの人員は必要ではなくなるからです。そして冒頭に挙げたリストラされるITエンジニアたちは新しい職場でまた別のプロジェクトの担当者として就職し、わたしたちの業務をなくす仕事に着手します。だとすれば、西海岸戦線には異状はなくても、世界のホワイトカラーには異状が忍び寄ってきていることになります。リストラの危機に直面しているのはアメリカのITエンジニアではなく、わたしたちなのかもしれません。

IT企業を解雇された人材の8割近くが、三か月以内に復職するそうです。手に職あるとはいえ日本とは労働環境が違うのでしょうね…。

Chat GPTに会計士の将来について聞いてみました。